留学する時間やお金がない、毎日英語を話す機会があるわけでもない、こんな環境の中にいながら、英会話習得が必要で困っていませんか?私はまさにそんな環境にいて、それでも独学で学んで、今では海外で仕事が出来るくらい話せるようになりました。この記事では、留学無し/独学でどうやって英語を話せるようになったのかをご紹介します。
内容に入る前にちょっとだけ前提を。。。
・この記事では「ペラペラ」とは、自分の言いたいことをスッという事ができる状態を指します。
・現在私は日本語のメール処理するとき以外、基本的に英語で仕事をしていて、仕事中英語が話せなくて困ることは無いレベルです。ですので、最適かは別として私のやり方に効果はあると言えると思います。
全然話せないレベルから頭の中で文章を作れば話せるくらいのレベルになるまで
この段階では英会話に特化した勉強はあまりやっていませんでした。色々やる中で、総合的に英語力が伸びっていた結果、ちょっと話せるようになったという感覚です。主にやったことは下の4つです。
・TOEICの勉強
・オンライン英会話
・1000時間ヒアリングマラソン(アルク)
・Frends(アメリカの有名TVドラマ)観る
上から順々に進めていったわけではなく、並行していくつかやっていました。
なお、中には直接的な英会話トレーニングではないものも含まれていますが、英会話に何かしら役立ったと思うものは載せてあります。
TOEICの勉強
勉強していた目的
会社である点数以上だと評価されるから、何となくスキルアップのために、という漠然とした理由で勉強していました。最終的には905点を取って、もうこれ以上の点数は意味がない、と思いそれ以降は受験していません。
やったこと
別の記事でどんな参考書を使っていたかはご紹介しようと思いますが、基本的には、文法書や英単語帳を使った一括暗記学習はせず、ひたすら問題を解いて間違ったところを復習して覚えることを繰り返しました。
英会話に役立った点
単語、表現の習得。TOEIC英語はしょせんTOEIC英語で、日常的に使わない単語やフレーズ等多々出てきます。一方で使いやすい単語や表現もたくさん身に付きますので、特に仕事で英語を使うのであれば、日々使う表現を覚えることが出来ます。
オンライン英会話
勉強していた目的
当然ですが話す力をつけるためです。TOEIC勉強だけではどうしても英会話を身に付けるのは難しいです。
やったこと
オンライン英会話を数か月程度、基本週2回。複数の学校を試してみました。基本的には自分に合った学校を選べば良いと思います。
英会話に役立った点
やはりアウトプットの経験が得られます。実際に話してみると、自分は何が言えて何が言えないのか分かります。その出来なかったところの原因を調べて、それを潰していくだけでもだいぶペラペラになっていきます。
現在私が受講中のオンライン英会話の記事はこちら
「将来海外移住したいから英語勉強したい?」 「英語上達したいけど後回しにしている?」それ、私です(笑) でも、最近英語力を一段階、二段階と上げるため、 数か月サボっていた英会話を再開しました。 理由はのちほど説明しま[…]
1000時間ヒアリングマラソン(アルク)
勉強していた目的
リスニングスキルの向上です。TOEIC対策と、月1回くらいの頻度で参加していた電話会議でアメリカ人が何を言っているかさっぱり分からず、リスニング力を鍛えるために始めました。
やったこと
ヒアリングマラソンのテキストと、English Journalを推奨の勉強方法に沿って学習しました 。ペースとしては、毎月テキストが届くので、それを1か月でやり切ることを目標に進めていました。
英会話に役立った点
会話で使えるフレーズをインタビューやドラマ等から学べる点。話すためには、自分の中に使える言葉がストックされている必要がありますよね。
ヒアリングマラソンを使った学習法、効果についてはこちらの記事で詳細解説しています。
リスニング教材でもかなり有名なアルクの1000時間ヒアリングマラソン。 私は数年前にTOEICのリスニング対策として実際にヒアリングマラソンを使い、 結果、リスニング満点(495点)を連続で取れるくらいま[…]
Friends(ドラマ)を観る
勉強していた目的
これもリスニング力向上のためです。特にネイティブ同士の会話が聞き取れないことが悩みで、ドラマを使った勉強をとりいれました。
やったこと
Friendsのシーズン1から10全話を観る。この際、初めの数話はディクテーションをして、全セリフをノートに書き出しました。当初は全話やろうとしていたのですが、あまりに時間がかかるため断念。結局残りはただ楽しんで観ただけです。。。
なお、ディクテーションについてはこちらの記事で詳細解説しています。
効果的なディクテーション方法をご存知でしょうか? 英語のリスニングを向上させるトレーニングのひとつとして有名な方法ですが、 やりかた次第でTOEICのリスニング満点も取れるようになります! 本記事では私が4年以上前から色々[…]
英会話に役立った点
生のフレーズを知って覚えられること。見たのは何年も前ですが、ストーリーとキャラクターのインパクトから、単語やフレーズを効果的に覚えられます。今でも覚えていて普段会話の中で使っているセリフがいっぱいあります。
小まとめ
これらを2年くらい継続することで、口に出す前に少し考えたり、事前にある程度準備をしておけば、スラスラと喋れるようになりました。私の場合、かかった時間は2年ですがこれは、英語学習にかけられる時間によって長くも短くもなると思いますのであくまでも参考程度と考えて下さい。
続いて、準備なしで会話の中で自由にスラスラと喋れるようになるために 、次のトレーニングに挑みました。
言いたいことがスッと英語で言えるようになるまで
準備なしで、会話の中で自由に話していけるようになるために、続いて以下のトレーニングに取り組みました。
・ YouTube学習法
・ オンライン英会話
・English for Everyone(英会話)で発音/話し方矯正
YouTube学習法
やったこと
これは色々な勉強法を元に考えたオリジナルの練習方法です。詳しい方法は以下の記事で紹介しているので、そちらを読んでみて下さい。
<YouTubeで発音とスピーキング力をチェック> YouTubeで英語の動画を見るときに自動字幕機能を使う方も多いと思います。 実はこの機能を使えば、自分が話す英語がどのくらい正確に反映されるのかを[…]
ポイントとしては自分が英語を話す姿と発音を確認することで、弱点を知り、それを直していく作業を繰り返すことです。
英会話に役立った点
とにかく話すことに慣れましたし、自分の足りない点が凄く分かって改善しやすかったです。何度も同じことを練習でしゃべるので、実際の会話でも同じような内容はスラスラ話せるようになります。
オンライン英会話
やったこと
ほぼ、先ほどオンライン英会話のところで書いた通りです。この段階では主に自己学習として取り組んでいたYouTube学習の内容を実際の会話で使うことを意識してレッスンに取り組んでいました。
例えば、あるニュースを見て、それをYouTube学習の題材に使い、その内容について英会話で講師と話をしてみる、といった感じです。
頻度としては最高で週3回、毎回1時間やっていました。
現在私が受講中のオンライン英会話の記事はこちら
「将来海外移住したいから英語勉強したい?」 「英語上達したいけど後回しにしている?」それ、私です(笑) でも、最近英語力を一段階、二段階と上げるため、 数か月サボっていた英会話を再開しました。 理由はのちほど説明しま[…]
英会話に役立った点
場数を踏めるところですね。ある程度単語やフレーズが自分の中に蓄積されていれば、あとはそれをパッと引き出して口に出来るように練習することが効果的だと思います。
English for Everyone(英会話)で発音/話し方矯正
詳細はこちらの記事で解説しているので、そちらを確認してみて下さい。
ネイティブとの毎日トレーニングでスキルとして英語の発音とスピーキング・リスニングを身に付けるという、 浜松町発の英語スクールのGSET(旧: English for Everyone (E4E、イングリッシュフ[…]
やったこと
発音とリズム、イントネーション等のトレーニングしました。当時、ある程度ペラペラに喋れるようになってきていたのですが、いくらペラペラになっても、発音やイントネーションが悪い(ジャパニーズアクセント)だとネイティブに全く伝わらないことがあったからです。
英会話に役立った点
スムーズに言いたいことが伝わるようになりました。発音はやはり大事だと思います。何より「発音が日本人のものではないね」と言われたりするようになったのはうれしかったです。
小まとめ
これらを並行して進めて1年くらいで言いたいことがスッと言えるレベルに至ることが出来ました。これも期間はあくまでも目安です。ここは英会話に特化して、会話スキル向上のためだけにやりました。
まとめ
いかがでしたか?
今回は私が英語を話せるようになるまでにやってきた事を紹介しました。
英会話以外を目的にした勉強をしていた時期もあるので
純粋に英会話のだけの勉強方法ではありませんが、
参考になればうれしいです。