1000時間やり切ると、本当にリスニング力が向上しますよ!
・アルクのヒアリングマラソンを検討している人
・TOEICのリスニングでスコアアップしたい方
・なんなら495点を取りたい方
ちなみに、TOEICのリスニングで495点取るまでにした勉強は
こちらの記事でもまとめています。
TOEICのリスニングセクションで高得点を取る勉強方法を探していませんか?TOEICの参考書が多すぎてどれを使えば良いか…
アルクの1000時間ヒアリングマラソンとは
英会話教材で有名なアルク(ALC)の看板商品と言っても差し支えない英語通信講座です。
毎月届く2種類の教材(ヒアリングマラソン&English Journal)を使って、
1年間でヒアリングに1000時間費やす!というハードなトレーニングです。
この講座、実は35年以上の歴史があり、
2012年時点でシリーズのべ120万人以上が受講しているアルク人気No.1の教材で、
過去にイード・アワード英語教材顧客満足度の最優秀賞を取っている実績もあります。
年間で1000時間リスニングに費やすのは相当ですが、
だからこそ乗り越えたときに大きなリスニング力向上が期待できるというわけです。
公式ページによると対象レベルは英語中級~となっていますが、
テキストの中でもコーナーによってレベルわけがされているので、
初級レベルからでも入っていける教材かな、と私は思いました。
さらに詳しい情報が見たい方は公式ページを見てみて下さい!
ヒアリングマラソンを始めた頃の状況
私がヒアリングマラソンを始めたころのリスニング力ですが、
TOEICのスコアでリスニングパート400点くらいというレベルでした。
仕事で月に1回程度、アメリカ人と電話会議をすることがあったのですが、
それは全くと言って良いほど聞き取れていませんでした。。。
「TOEICのスコアを上げたい、ネイティブと電話会議出来るレベルになりたい」
という想いから、色々と教材を探し、
出会ったのがアルクの1000時間ヒアリングマラソンでした。
口コミなどをもとに「実績がありそう」と思ったことと、
何よりも「1000時間耐久」という点が徹底的に鍛える感を醸し出していて、
気に入りました。
私が1年で1000時間を確保した方法

学習方法の詳細は教材中や公式ページで細かく説明されているので、
ここでは私が「どうやって1000時間の勉強時間を確保したか?」という点をご紹介します。
「忙しいし英語に1000時間はかけられないよ…」
と思っている方、私もそう思っていました!!
ですが、意外と何とかなるものですよ。
ランニング中にヒアリング

私は毎週土日にだいたい1時間ずつランニングをしています…いや、していました。
で、この時間は全てヒアリングマラソンの教材を聞きながら走ることにしていました。
単純計算すると2時間×48週間で96時間確保できます。これで約10%です。
意外に行けそうですよね??
通勤時間にヒアリング

良く言われますが通勤時間や通学時間はまさに良い勉強時間になります。
特にリスニングは机に向かって勉強する必要性は無いですから、
このような移動中での勉強との相性は抜群です!
当時、通勤で往復1時間半くらいかかっていましたので
単純計算すると1.5時間×週5回×48週間で360時間確保できます。
これで36%、ランニングと合わせて46%になりました。
映画やドラマを使ってヒアリング

ヒアリングマラソンでは教材以外の勉強時間もカウントできます。
(公式ルール!)
なので、例えば洋画を見ている時間、
英語のYouTubeチャンネルを見ている時間、こんな時間もカウントできます。
後でも書きますが、私は当時アメリカのドラマFriendsを教材に使いつつ、
普通にはまっていて、シーズン1から10まで全部見ました。
Friendsは全部で236話あって、1話がだいたい20分程度、
単純計算すると236話×20分÷60分で約80時間。
1000時間の8%、他と合わせて54%になりました。
娯楽は他にも洋楽を聞く、とか色々やっていたのでもっと時間はかけていました。
(私はジャミロクワイが好きで良く聞いていました)
その他の移動時間もヒアリング
これは計算が難しいのですが、ちょっと遊びに行くときや、
旅行に行くとき、買い物に行くとき等、とにかく移動時間は英語を聞くようにしていました。
どうでしょう、少なめに見積もって週に2時間とすると
ランニングと同じく100時間程度、1000時間の10%ですね。
これで64%です。
家でがっつりヒアリング

ここまでで1000時間まで残り36%、360時間です。
長いようにみえますが、1年間は365日ですよね??
つまり、一日1時間も勉強せずに1000時間に到達できてしまうわけです。
小まとめ
これはあくまでも私のライフスタイルに合わせた例ですが
「1000時間と聞くと多そうに見えて、細分化すると案外行けるなー」
と思って頂けるかと思います。
ヒアリングマラソンの良かった点
良かった点は、まず何より数字的な効果です。
説明した通り、私はTOEICのリスニングパートは
フルスコア495点を続けて取れるくらいに成長できたので!
満足じゃないはずはありません。
他の良かった点は、
1000時間という目標があるのでモチベーションの維持がしやすかったところですね。
受講中、学習記録を付けるのですがリスニング時間がどんどん貯まるのを
見てニヤニヤしていました(笑)
あと、巻末に毎月プチテストが付いていて、
満点を取ると紙面で紹介されるのでそれも励みになりました。
内容面では、毎月色々なニュース、インタビュー、物語の朗読、
ネイティブ同士の会話、など色々な生の英語に触れることが出来るので、
TOEIC教材の「ザ・ナレーション英語」みたいなものだけに偏ることなく
勉強出来る点が良かったです。
また、続きもののコーナー(ドラマや物語など)もあって、
毎回ストーリーが気になってつい勉強に取り掛かってしまう仕掛けも満載です。
私が受講していた当時は不思議の国のアリスやピーターラビット等、
有名な話も取り扱われていて楽しかったですよ!
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ヒアリングマラソンの悪かった点
記事の項目として作ったものの、
取り上げるほどの悪い点はなかったですね。
強いて言えば、月によっては興味がない記事があることがあったこと、
副教材のEnglish Journalのレベル高!って思ったくらいでしょうか。
少なくとも、私には聞き流して理解できるレベルではありませんでした。
ただ、冒頭でも触れましたが、教材内には色々なレベルのパートがあるので、
自分のレベルに合った部分を中心に勉強すれば、
ついていけないことはありませんでした。
また、私は試していませんが、基本の1000時間ヒアリングマラソンのほかにも、
レベルや目的に応じた沢山のコースがあるので、
興味のある&レベルにあっているもので試すのも良いかもしれません。
また、受講期間が半分の6カ月コースもあるので、
まずは短期間で始めてみるのも良いと思います。
各コースの詳細は公式ページで確認できます!
まとめ
最後まで読んで頂きありがとうございます!
1000時間と聞くと構えてしまいますが、私のFriendsのように
他の教材を併用しながらでも続けられるプログラムなので、
「迷っているけど、今他の勉強をしているからなぁ…」
という方でも無理なく取り組めると思います。効果のほどは保証します!
