なぜネイティブの英語はあんなにも聞き取れないのか?
海外旅行した時、外国人と会話した時、色々な場面で
悔しい思いをしたことがある人も多いのではないでしょうか。
何を隠そう私も、過去に何度となく悔し涙を流してきました(笑)
今回の記事では、なぜ日本人は英語が聞き取れないのか、
4つの大きな理由について解説致します!
個別に対策していけば、リスニング力は向上します!
ちなみに、私はTOEICのリスニングは満点、
仕事でアメリカやヨーロッパに住んでいた経験もありますので
リスニングには自信があります!
英語が聞き取れない4つの理由
さて、ではさっそく聞き取れない理由を見ていきましょう。
1.単語・語彙の不足
2.文法力の不足
3.発音の勉強不足
4.英語処理のスピード不足
以上の4つになります。
単語力や文法力ってリスニングに関係あるの?
と思われる方もいるかと思いますが、一つずつ解説していきます!
1.単語・語彙の不足
英語の勉強を始めたばかりの場合、
まず単語を正しい発音で覚えることで、リスニング力がかなり上がります。
英語の音声を聞いて、意味が分からないなと思ったら
スクリプトをチェックしてみてください。
もし、多くの単語や熟語の意味が分からないのであれば
それらの単語の意味と発音をしっかりチェックして身に付けましょう。
日本語でも、未経験分野の話を聞いても意味不明なように、
英語力以前の問題で言葉を知らない場合、意味は分かりませんよね。
なお、語彙力を上げるための勉強法として、
基礎レベルであれば単語帳を使って勉強すると良いのですが
仕事で使う、海外ドラマを字幕なしで見たい、など
特定の分野での英語が必要な場合は、その領域で使う語彙を
集中的に勉強する方が効果的です。
ネイティブ的言い回しやスラングが出てきますが
その意味が分からない、というのもここに含まれます
2.文法力の不足
語彙力に問題がなければ、文法力が原因かもしれません。
リスニングで意味が分からなかった音源のスクリプトを読んだとき、
一つ一つの単語の意味は大体わかるんだけど、
文章の意味が分からないんだよな、、という場合は
文法力が足りていないせいで、英語を聞いても意味が分からないんです。
リスニング力を上げたいのに・・・と思う気持ちは非常によく分かりますが
急がば回れで、リスニング練習をしつつも、
文法力を上げることをオススメします!
文法力向上にオススメの名著「English grammar in use」については
こちらの記事で解説しておりますので、ご興味あれば読んでみてください!
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3.発音の勉強不足
リスニングして聞き取れない音源があったとき、
そのスクリプトは読めば意味がわかる、
けど、スクリプトをみて初めてこう言ってたの?と気付く
という方は、発音に関する勉強量が足りていない状態です。
発音記号やフォニックスを基礎からしっかり勉強することで、
リスニング力が上がっていくでしょう!
発音を独学される場合は何でも良いので、
発音に関する参考書を1冊やり切ることをオススメします。
また、一歩突っ込んだ内容にはなりますが、
「音声変化」について勉強すると、リスニング力がさらに向上します。
かなり長い記事になりますが、音声変化については
以下2つの記事で詳しく解説しているので、参考にしてみて下さい!
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4.英語処理のスピード不足
語彙力は十分、文法も出来る、音も拾える
でも言ってる意味が分からない!という方については、
聞いた音声を意味に変換して理解するまでの処理スピードが
不足しているため、理解が出来ない状態ではないでしょうか。
例えば、英語の文章を読むときに、
戻り読みをする癖のある人や、時間をかけてしまう人は
このポイントが理由でリスニングが苦手となることがあります。
この観点での練習方法については、英語音源の再生速度を少し落として、
付いていける速度で慣らしながら徐々にスピードを上げていく、
または、読む速度を上げる練習をすることが効果的です。
読解速度を上げるには、以下のような本を使ってみると良いでしょう。
全部の能力をバランス良く上げる方法
さて、ここまでの説明させて頂いてきたように、
リスニングって意外に英語の総合力を試されるスキルなんですよね。
なので、レベルを上げるには相応の時間がかかります。
語彙を増やして、文法を学び、発音を理解して、処理速度を上げる。。。
言葉で言うと単純なんですが、そこに物凄い努力が必要です。
でも、少しでも効率的に勉強出来れば良いですよね。
そこで、オススメの勉強方法があります!
それは「ディクテーション」です。
ディクテーションは私もずっとやっている勉強法ですが、
これまでに習ってきた国内外の先生や、
アルクの1000時間ヒアリングマラソン など、
色々なところで推奨されている英語学習方法です。
方法は、
まず、英語の音源を何も見ずに聞いて、それを書き取ります。
そして、スクリプトをみながら答え合わせをして、
まったく聞き取れなかった部分、別の聞こえ方をしていた部分
などを明らかにします。
合わせて、知らなかった単語や文法要素もチェックします。
そして最後に、その音源をシャドーイング、音読することで
自分で発音出来るようにする、という感じです。
音源については、自分の好きなものを使えばOKですが、
教材としてまとまったものを使用したい場合は、
以下のような本を活用すると良いと思います。
また、腰を据えてじっくり取り組みたい方は、
アルクのヒアリングマラソンもオススメです。
私はヒアリングマラソンをベースにした勉強で、
TOEICリスニング満点までいけました!
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まとめ
最後まで読んで頂きありがとうございました!
リスニング力が上がると、英会話も楽しくなるし、
英語でドラマや映画も観れるので世界が広がります。
この記事が少しでもリスニング力向上のお役に立てば嬉しいです!