ネイティブ感が出る英語発音のコツ:アスピレーション(Aspiration)

すぐに英語で話す必要があるから発音のコツが知りたい。

英語をずっと練習しているのに、なかなかネイティブのように発音が出来ない

 

そんな方にピッタリな、

アスピレーション(Aspiration)

という発音のコツがあります!

 

言われてみると、確かにネイティブスピーカーってこれやっているな!

と気付くけど、自分だけでは中々気付かない。

気付いていても自分で発音するときに実践する人は少ない。

だけど、実践してみるとあなたの発音の印象がガラっと変わる!

 

そんなアスピレーションを今回はご紹介します!

この記事を読み終えれば、一つネイティブに近づくこと間違いなし!

 

管理人
今回はいくつかの発音矯正スクールで習った
アスピレーションをご紹介。
初めて知ったときは衝撃を受けました!

 

アスピレーションとは空気の放出!

アスピレーションって何なのか?

答えは、アクセントが置かれるP、T、K、から始まるsyllable

発音するとき、P、T、Kが空気交じりに発音されることです

 

Cambridge Dictionary でAspirationという単語を調べると

the noise that is made when air escapes after a plosive consonant sound:

と出てきます。

つまり、P、T、Kのような破裂させて音を出す子音を発するときのノイズ

ということですね。

 

と言われても分からない?

こちらの動画の7分18秒~ 7分40分を見てみてください。

(出典:Accent's Way English with Hadar)

 

感覚がつかめたでしょうか?

動画内でpayとtakeを2回発音していますが、

2回目のpayとtakeは始め空気交じりに発音されていることに

気付かれたかと思います。これがアスピレーションなんです!

 

では動画内で触れられていないことも含め、以下で解説いたします。

 

アスピレーションの解説

 

さて、アスピレーションですが

アクセントが置かれたP、T、Kで始まるsyllable(音節)を

発音するときの空気の放出と説明しました。

 

どうやって発音すれば良いのか、。

Paper、acquire、Ten、これら3つの単語を具体例に

説明していきます!

 

その1:Paper

まずpaper [ˈpeɪ.pər] です。

太字で示した部分がアスピレーション、空気交じりに発音されます。

まず、paperは二つのsyllable(音節)から構成されますが、

ストレスは始めのsyllable、paに置かれます(`がついているsyllable)ので、

頭のpだけアスピレーションで、二つ目のpはアスピレーションなしで発音されます。

 

発音の仕方ですが、p-paper、という感じで単語を発音するとき、

頭にささやき声でpを付けるイメージです。(太字がささやき声)

 

空気交じりに発音するのは子音(p)だけです!
次のaまでささやき声にならないようにしましょう!

 

その2:acquire

続いて、acquire [əˈkwaɪər] です。

今度はストレスが二つ目のsyllableにありますね。

そして、そのsyllableはkの音で始まっています。

(スペル上、cの文字ですが、発音記号を見るとkの音ですね)

 

この場合は、始めのaは普通に発音して、qの前にささやき声のkを入れて発音します。

acquire ではなく、a k- quire というイメージ。

 

アスピレーションが起きるのはストレスがあるsyllable
多少大げさにアスピレーションをやってみると丁度良くストレスも表現できます!

 

その3:ten

最後にten [ten] です。

この単語は一つのsyllable(音節)しかないので、

アクセントが置かれるのは単語全体、そしてtから始まるため

始めのtがアスピレーション、空気交じりにt-tenと発音されます。

 

なんとなく感覚がつかめてきましたか?

 

アスピレーションの練習方法

 

何となく理屈が理解できても、それだけでは発音出来るようにはなりません。

でも安心して下さい!

アスピレーションを練習するのに有名な方法があるんです!

 

その方法、こちらの動画(3分36秒~)でも触れていますが、

発音するときに口の前に紙をもってきて、

それが動くように、発音する、という練習方法です。

(出典:Geoff Lindsey • english speech services)

 

紙が動くということは、空気が放出されているということ、

つまりアスピレーションしているということです!

視覚的に出来ているか確かめられるのでオススメの練習方法です。

 

管理人
もしちょうど良い紙が無ければ、
手のひらを口の前に持ってきて発音してみましょう。
風を感じることが出来れば、アスピレーション出来てます!

 

まとめ

 

最後まで読んで頂きありがとうございます!

記事のまとめです。

ネイティブ発音のコツ、アスピレーションとは

 

アクセントが置かれたP、T、Kで始まるsyllable(音節)を
空気を放出させてから発音すること

 

ぜひ、ご紹介した方法も使って練習してみて下さい!

 

ただ、自分で練習しただけではちゃんと出来ているか不安だったり、

もっとしっかり発音を身に付けたいと思っている方もいますよね。

 

そんな方には、GSETという発音矯正に特化した

英会話スクールがオススメ!(通い&オンライン対応可)

この記事でご紹介したような発音のコツをたくさん学べます。

私も使いましたが、数か月で発音が劇的に変わりました!

 

私が実際に3カ月通った体験記事もありますので、読んでみて下さい!

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