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なぜ日本人は英語ができないのか?10人の英会話講師に聞いてみた

なんで英会話って難しいの?なんで日本人は英語が話せないの?と疑問に思うことは無いでしょうか?私はずっと疑問に思っていました。今回は、この疑問を英会話スクールの先生10人に聞いてみた結果、多かった回答&学習方法のアドバイスをご紹介します。この記事を読めば勉強のヒントが得られますよ!

 

日本人が英語を苦手な理由

色々な国籍の生徒への指導経験のある英会話スクールの10人の先生に

「なんで日本人は英語が出来ないのか」聞いてみた結果、いくつか理由を挙げてもらえたのですが、

それをまとめると大きく2つの理由になりました。さっそくご紹介します。

日本語と英語の言語的な距離が遠い

 

language distance

ある先生に教えてもらったのですが、

アメリカの国務省にある外交関連の人員に言語教育をする機関Foreign Service Institute (FSI)

が発表した「英語ネイティブが言語を学習する際の難易度」によると

最も難しいカテゴリーに含まれるのがアラビア語、中国語、韓国語、日本語となっています。

そして、この難易度は言語間の距離(違いの大きさ)によるものです。

参考サイト

 

調べてみるとFSI以外にも多くの研究者が同じように言語間の距離の研究をしていて、

たとえば言語研究者Chiswick、Miller による2004年の研究では英語のネイティブスピーカーにとって

韓国語、日本語が一番難しい言語とされています。

 

言語間の距離については特定の評価方法があるわけではないようですが、

一般的に言語の起源、文法構成、母音/子音の数、音の関連性、単語の関連度などを

比較評価しているようです。

 

ちなみに、FSIの発表によれば、ドイツ語のような英語に近い言語は720時間の訓練で高レベルに到達できるが、

日本語で同じレベルに至るためには2400~2760時間かかるとのこと!

これほど難しい理由の一つは「漢字」「ひらがな」「カタカナ」「ローマ字」が混在する読み書き

とのことなので単純には言えませんが、英語と日本語は言語間の距離が遠いことは間違いなく、

そのせいで日本人にとっては英語を学習することが難しいという事です。

 

英語を使う機会が少ない

英語講師の方皆さん言われていたのが、

英語が出来るようになる魔法やカンタンな方法はない

出来るようになるには、なるべく英語を使うように」ということです。

ここでの使うという言葉には、なにも仕事で使ったり、外国人と話す、というだけではなく

英語の本を読む、英語のYouTubeを見る、など「英語で何かをする」ということも含まれています。

 

でも、日本にいるとなかなか英語を使う機会なんてないですよね。

これは日本は産業が発展して、市場としても大きくなったため

色々な海外のエンタメ、本、映画などが翻訳版で楽しめてしまったり

何かしようとすれば、大体のことは日本語で出来てしまう事が要因のひとつと言われています。

 

身近な例でいえば、ディズニー映画の日本語吹き替え版や字幕版がなかったら、

英語を勉強するモチベーションになるかも知れないですよね。

翻訳されたサービスは便利な一方で、英語学習という観点ではマイナス効果ですね。

 

また、日本はアジアの島国。周りには英語を話す人なんてほとんどいません。

多くの人にとって、普通に生活している限り、英語を話したり、読んだりする必要性はそもそもないのです。

 

このような環境の日本では、よっぽど強い意志を持って英語を勉強し続けなければ

英語を使いこなせるようにはならないですよね。

 

講師オススメの英語勉強方法

英語は一朝一夕では身に付かないことは、FSIの検討でもわかると思います。

また、英語学習で有名なアルクによると日本人が英語を聞けるようには

学校教育+1000時間の勉強が必要と言われています。

聞けるようになるためには」ですよ??使いこなすには、どれだけ時間がかかるのか。。。

 

でも、日々忙しい現代人としては、なるべく効率的に英語を学びたいですよね?

そこで、講師の方々にオススメの勉強法を教えてもらいました。

今回はその中でも無料かつ一番オススメ出来る方法をご紹介します。

 

オススメの効率的な英語勉強方法

その方法は「普段日本語でしていることを出来る限り英語でやる」です。

 

例を挙げると

・YouTubeで海外のゲームの実況チャンネルを見る
・スマホやPCの言語設定を英語に変更する
・日記やブログを英語で書く
・美術館の作品解説は英語版を読む

といった感じです。

ここでポイントは

「普段やらないことを英語で始めるのではなく、普段やっていることを英語に置き換える」

やってみて分からない単語などが出てきたら少しずつでも覚えていくこと

です。

 

普段の行動を英語で置き換える2つのメリット

継続しやすい

普段やっていないことを英語で始めて、継続するのは結構大変なことです。

新しい習慣を作って、しかも英語で続けるんですから。2つのハードルを越えなければなりません。

でも「普段やっていること」を英語にするのであれば、1つのハードルですみます。

その分、継続しやすくなるというわけです。

 

英語に触れる機会が増える

言語は触れる機会や頻度が多いほど、脳の中でその言語が活性化してその言語を習得しやすくなります。

この原理に基づいて、あなたも聞いたことがあるような

週末に5時間英語を勉強するよりも1日10分でもいいから毎日継続した方がいい

ということが提唱されているのです。

日常的にやっていることを英語にするということは、強制的に英語を毎日使う状況を作り出せますので

大きな無理なく毎日英語に触れることが出来るようになります。

 

期待される学習効果

この方法は自分が普段やっていることを英語にするので、

「自分の生活に必要なこと」「趣味・興味があること」に関連する英語を中心に学ぶことが出来ますが

効果はそこだけには留まりません。

 

例えばドラマを英語で観ていればリスニング力ブログを英語で書けばライティング力が向上していきます。

もちろんピンポイントに「TOEICのスコアアップ」といった点に効くわけではありませんが、

英語力を全体的に向上していけるので、ぜひ日々の生活に取り入れてみてください。

無料ですし!!

 

ちなみにTOEICに関してはこの記事で勉強法の解説をしています。

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まとめ

最後にこの記事の内容をまとめます。

まず、日本人にとって英語が難しいのは

・言語的に英語と日本語は大きく違うから

・英語を使う機会が少ないから

 

オススメの勉強法は

・普段やっていることを出来る限り英語でやる

でした。ぜひ実践してみて下さい!

 

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