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もう困らない!英語のプレゼンを改善させる方法~事前準備編~

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英語でのプレゼンテーションってハードルが高いですよね。「初めて英語でプレゼンをするけど自信がない」「経験はあるけれど、いつもうまくいかない」そんな風に思う方も多いのではないでしょうか。

そんな方のために、本記事から何回かに分けて、私がこれまでに本や実際の経験を通じて身に付けてきた英語でのプレゼンの方法のコツをご紹介します。

今回は事前準備編です。特に仕事で英語のプレゼンをする方に向けた記事ですが、学生の方にも使える内容だと思います。ぜひ読んでみて下さい!

 

筆者について

Kenと申します。現在主に欧州で仕事をしており、仕事を通じて社内外含め多数の英語のプレゼンを聞き、自分自身も多くの英語でのプレゼンを経験してきました。

はじめは全然しゃべれずプレ資料を読み上げるだけでいっぱいいっぱいでしたが、今では日本語と同じ感覚で日々英語のプレゼンテーションをしています!

特に資料は分かりやすいと欧米人から好評です!

 

この記事はこんな方に特にオススメ

・英語でのプレゼンをはじめてする方

・英語でのプレゼン資料作成が苦手な方

 

資料作成

いきなり英語で作る

資料を作成する際に、一度日本語版を作ってから英訳していないでしょうか?

もしそうであれば日本語は使わず、英語で作り始めるようにしてみましょう

 

一度作った資料を英訳することで二度手間が発生してしまいますし、

日本語と英語では同じ内容を伝えるにも、文章の長さが変わってきます。

日本語で作り込んでから英語に直す場合、

テキストボックスの位置やフォントサイズ、図形等の位置調整を何度もするハメになります

経験がある人も多いのではないでしょうか?

 

全体の論理をつなげることを心掛ける

プレゼンの目的は当然自分の伝えたいことを相手に伝えることにあります。

そこで重要なのが全体の論理がつながっており、論理の飛躍や矛盾がないことです。

 

特に欧米では日本以上にこの論理のつながりが重要視されます!

もしあなたのプレゼンの聞き手が欧米人であるなら、ここは強く意識しましょう。

 

なお、論理がつながったプレ資料を作るコツは、

各ページのタイトルと結論をつないだとき、自分が伝えたいストーリーになっているように資料を作ることです。

 

例えば、

タイトル:日本人は英会話が苦手 → 結論:学校で英会話を習わないから
タイトル:学校での英語授業 → 結論:文法や単語丸暗記を重視
タイトル:新しい英語授業への提案 → 結論:文法・単語から会話重視へ

この3枚のスライドを見ると、

スライド1のタイトルへの答えが結論にあって、その結論がスライド2のタイトルにつながる。

という関係を繰り返して、スライド3の結論につながっていますよね。

このようなイメージで資料を作成してみましょう!

 

なるべくビジュアル化する

同じ内容を説明するにも図や表を使うとグッと伝わりやすくなります。

これは、発表内容を理解するために、文字情報だけだと人は多くの脳の力を多く使う必要があるからです。

また、同じ時間で伝えられる情報量も図や表は文字の約5倍にもなります

 

発表時の説明で足りない点をカバー出来れば良いですが、

この記事に興味がある方の多くの方は英語が得意ではなくて悩んでいると思います。

出来る限り自分で語ってくれる資料を作ることもプレゼンを成功するための秘訣です!

 

ただし、あまりに凝ったゴチャゴチャした図や表を作ったり、色を多用するのは逆効果です

かえってゴチャゴチャして伝えたいことがボヤけてしまうので注意です。

 

例をみてみましょう。1番目のグラフと2番目のグラフ、どちらが分かりやすいでしょうか?

example
グラフ:例1
example B
グラフ:例2

例1の方はポイントになるのがBだとすぐに分かります。

一方で、例2はA、B、Cのどれがポイントになるのか、説明を聞くまで分かりません。

 

基本的に一つの図/表で伝えることは一つ。伝えたい点のみを強調する。これを意識してみてください。

また、合わせてそのページ、その図/表で何が言いたいのかを簡潔に文章で記載しましょう。

 

YouTube等で参考プレを探す

ある程度資料が完成したら、その内容に関連する動画をYouTubeやTED Talkで探してみましょう

もちろん、英語の動画ですよ!?

そこで、「この表現使えるな!」「こういう説明の仕方をすれば良いんだ!」といったポイントを見つけて

自分のプレゼン資料や話す内容をブラッシュアップしていくことで

プレの質をさらに向上させることができます。

 

何よりネイティブの自然な表現に近づけることができますよ!

私も日々活用していて、いくつも使える表現をYouTubeからストックしてきました。

 

参考

YouTube:https://www.youtube.com/

TED Talk:https://www.ted.com/

 

練習編

自分のプレゼンの動画を撮って確認する

資料の作成が終わったらカメラの前でリハーサルをしてみましょう

はじめのうちは自分の声や仕草に幻滅しますが、すぐ慣れますよ(笑)

自分の話す姿を見ると色々と課題が見えてきます。

 

私の例を挙げると、

「話し中にまばたきが多い」

「言葉がパッと出ず、えー、とか、あー、が多い」

「ゴニョゴニョしゃべっていて聞き取りにくい」

などの弱点が動画を撮ることで分かり、それを直すことでプレゼンの質を改善してきました。

 

動画確認を何度もやると内容がブラッシュアップされ、口も動きが良くなるので、当日スムーズに話すことが出来ます!

原稿も自然と覚えられますよ。

 

ひとつ注意ですが、原稿を覚えるといっても丸暗記は必要ありませんし、やめた方が良いです

部分的に忘れてしまうとそれ以降の文章が出にくくなりますし、話し方が不自然になります。

「全体の流れと何をどのように説明するか」を覚え、あとは当日スライドを見つつ話すようにしましょう。

 

なお、動画チェックで「自分ってカタカナ英語だなぁ」と思った方や

やる前から自覚がある方にはこちらの記事がオススメです。

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まとめ

いかがでしたか?

今回は英語でのプレゼンの質を上げるための事前準備方法についてご紹介しました。

ポイントをまとめると、

資料作成

いきなり英語で!

始めから終わりまで論理をつなぐ

なるべくビジュアル化

トークは関連プレ動画を参考に

プレ練習

動画を撮って確認!

以上、あなたの資料作りの助けになれば嬉しいです!