日本の将来に不安を感じたり、
今の高い社会保険料、税金負担や社会を覆う閉塞感から抜け出したい
そんな理由で海外移住を考えている方も最近増えてきたのではないでしょうか。
私もここ何年か、日本に住み続けることへのリスクに対する不安がずっとあって、
どうすれば良いか、何を準備しておけばいいのかずっと考えています。
今すぐにでも海外移住するわけではなくても、
将来本当にどうしようもなくなったときの選択肢として、
海外移住という道があるのと無いのでは、全く心の余裕が違いますよね。
今回の記事では、いつもの英語学習のコツやサービスの紹介中心の内容から
少し離れてしまいますが、英語を学習することの意義について
海外移住という観点から書いてみたいと思います。
私は、今までに海外数カ国に住んだことがあり、
英語が使えるとどのようなメリットがあるのか体験してきました。
もし、ご興味あれば読んでいって頂けると嬉しいです!
海外に住むために必要な英語力
まず、海外に住むということは
少なくとも日本語で生活するということを捨て、
英語または現地語で生活をしなければなりません。
海外旅行で訪れる場所では、日本人観光客も沢山訪れるので、
ある程度日本語が通じるケースもあるでしょうが、
現地に住むとなると話は全く違います。
近所のスーパーのレジのおばちゃん、
病院や美容院など、生活に必要な場面において
日本語を話せる人がいる可能性は極めて低いですよね。
実際に私は海外生活をする中で、
観光地以外で日本語を話せる人に会ったことはありません。
これを踏まえると、まず自分が普段生活している際に行っていること
その全てを英語か現地語で出来るようになる必要があることが分かりますね。
さらに移住するために必要になってくる
手続きや銀行口座開設、家の賃貸契約、インターネット契約、といったインフラ整備、
これらもやっていく必要があります。
そのうえで、必要な英語力を考えてみると、
英語圏の場合は、
少なくとも日常生活における全てを英語でこなせる必要があります。
一方で、移住手続きや家探しなどは移住サービスを使うことで、
通訳や手続きサポートを受けることが出来るので、
100%自分で出来る必要はないかとは思います。
どの程度のサービスが受けられるのかは、
国によると思いますので一般化は難しいと思いますが
メジャーな国については、少なからずサービス会社は存在します。
非英語圏については、
逆に日常生活を英語で出来る必要性は薄れてきて、
むしろここは現地語でコミュニケーション出来ることが求められます。
こちらも移住手続きについては、サポート会社にお願いすることになりますが、
国によっては日本語が出来ないサポート会社しかない場合もあるため、
その場合はサポート会社とコミュニケーションが取れるレベルの英語力が必要です。
実際に私はイタリアに住んでいたことがあるのですが、
現地サポート会社とのコミュニケーションは全て英語でした。
また、サポート会社とのコミュニケーション以外にも日常生活で困ったとき、
日本語と英語どちらが通じる可能性があるかといえば、明らかに英語です。
例えば、道に迷っているスペイン人がいて、
スペイン語で「Estación de policía」と言われた場合、
英語で「Police station」と言われた場合、
どちらなら助けてあげられるかは言うまでもありませんよね。
これと同じで、非英語圏でも英語なら何とか助けてもらえる場面もあります。
運が良ければ英語がペラペラな人がいる場合もあります。
なので、日常英語を覚えておくことは保険になります。
そのうえ言葉も伝わらないと
さらに苦労が増えます。
最低限の英語力は必須ですね。
海外に住むなら4技能全てが必要
ご説明した通り海外に住む場合は、
英語圏にせよ非英語圏にせよ英語が使える必要があります。
ここで使えるというのは、話せるという以外にも
スピーキング、リスニング、リーディング、ライティングの
全てが出来る状態という意味です。
海外生活をしていれば、話す、聞くはもちろんのこと、
メニュー、買い物時のパッケージ確認、書類確認などで読む力が必要となり、
書類の記入などで書く力も必要です。
バランス良く英語力を身に付けていきたいですね。
今回の記事は英語学習サービスの紹介がメインではないので
あまり詳しくは触れませんが、私もずっと使っていた
なら4技能全てを学ぶことが出来るので、個人的にオススメです。
関連記事もあるので、良ければ読んでみて下さい!
「将来海外移住したいから英語勉強したい?」 「英語上達したいけど後回しにしている?」それ、私です(笑) でも、最近英語力を一段階、二段階と上げるため、 数か月サボっていた英会話を再開しました。 理由はのちほど説明しま[…]
ちなみに、海外生活をしてみての感覚として重要度は
スピーキング=リスニング>リーディング>ライティングという感じです。
海外移住を目指す場合は、この順番で優先度を変えて取り組むのが良いと思います。
ひとつオススメの勉強方法があるのですが、
自分の生活に関わるものをなるべく英語に置き換えていくと
英語生活にも慣れるし、勉強にもなるし一石二鳥です。
例えば、PCやスマホの言語設定を英語にする、
情報収集用のTwitterアカウントを英語にする、
Googleで調べものをするときに英語を使う
観光地でパンフレットなどをもらうときは英語版をもらう
など、英語に置き換えていくんです。
お金もかかりませんし、ぜひやってみてください!
東野圭吾の小説を英語で読んだり、
色々やりましたよ!
まとめ
最後まで読んで頂きありがとうございました!
今回は海外移住というポイントで記事を作成いたしました。
海外移住への大きな壁のひとつは言語だと思います。
でもその壁をクリアすれば、住む場所を自由に選べる生活が手に入ります。
そのうえで、日本に住むことを選択するもよし、海外に住んでみるもよし、
自分の思うがままの人生を生きることが出来ますね!
そのために、今できることをコツコツと、一緒に頑張っていきましょう!